私は前社長の親族ではなく、弊社に勤めたこともありませんでした。当時、保険の営業マンであった私は保険のお客様であった前社長から後継者に指名され、現在に至ります。いわゆる第三者への承継というカタチで弊社を引継ぎ、一人前の経営者を目指して日々奮闘しております。
当然、営業しか知らない私に経営者という道のりは甘くなく、慣れない運営に悩み、リーダーとして不甲斐ない自分に苦しみ、さらに多忙な日々に心をすり減らし途中で「逃げ出したい・・・」と何度も考えました。そして限界まで来た時、自分自身と向き合い人生について深く考え一つの答えにたどり着きました。
― 受身では幸せになれない
「周囲を変えるのではなく自分が変わる。そして未来を変えて見せる」という“決意”が自分には足りていないということに気付き、その瞬間から人生が180度変化しました。
「悩みや苦しみは“修行”であり自分らしく生きる為に乗り越える対象」と捉えることで「これから自分を大きく成長させてくれるどんな“修行”があるのか」と考えるだけで悩み苦しみがワクワクに変化することを実感しました。それ以来、会社経営も楽しくなり「人生は自分が決める!」という決意で今日に至っています。