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NEWS 熊本日日新聞(10/6)に掲載されました。
10/6(土)
~記事内容~
南星(熊本市)は、事業承継関連事業に乗り出す。
皮切りとして実際に会社を引き継ぐ経営者候補を育成する講座を11月にスタートさせる。
まずは講座を通じて経営者になる覚悟や意欲を持った人材を育成。
その後、高齢化などを理由に後継者を探している企業経営者との橋渡し役をして、事業承継の実現後も経営コンサルタントらと共に継続的に支援するという事業モデルを念頭に置いている。
後継者が不在で存続をあきらめる中小企業が増えており、国も「大廃業時代」にむけた対応に力を注いでいる。
そうした中、県内企業が独自に後継経営者の育成に乗り出すのは珍しい。
同社は県内だけでも1万7千社で後継となる経営者が不足するとみており、「経営に携わりたい人」を早急に育てる必要があると判断した。
11月に開講する有料の人材育成プログラム「LEADERS」では、経営コンサルタントらが講師となり、ビジネスモデルや財務など経営者になるための要素を学んでもらう。
来年4月まで全10回を予定。
同社は「後継者問題に直面する優良企業を守り、熊本の活性化につながるようサポートしたい」と話している。
同社は林業用機械などを製造する南星工作所として1948年に創立。
2017年に機械の製造・販売などの事業を売却して以降は不動産賃貸主力で、事業承継関連を新たな柱に位置づけている。